七条大橋 ここから上流へ歩いてみたいと思います。
 
結婚したのはちょうどバブル期のど真ん中。世の中は売り手市場、貸し手市場で大家さんは皆威張っていました。小さな子供が居るという理由で、まともにアパートを借りることも難しく、不動産屋に頭を下げながらアパートを探し歩いたこともあったなぁ〜。ようやく夢だったマンションを中古で購入。少ない予算の中で初めてのリフォーム。その後は子供の成長に合せて延べ3回リフォームをやるものの自分の無知やらリフォーム会社選びに失敗したりで、結局、本当に満足出来たリフォームは4回目の「終の住処のための京町家リフォーム」です。昔から家は3回建てると本当に満足出来るものが建つと言いますが、その通りかもしれません。
これから僕が失敗の経験で学んだことを何回かに別けて書いて行きたいと思います。中古マンションのリフォームを考えている方のほんの少しでも参考になれば嬉しいです。あくまで僕の経験談なので内容の精度はご容赦ください。
 
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五条大橋付近 川端通りから川岸に降りると意外と静かです

楽にリフォームをやりたいのなら「大手のリフォーム会社」が良いと思います。プランも豊富な上、予算が充分あるのなら間違い無くしっかりやってくれると思います。但し工事はほとんど下請け業者がやるので見積には当然がっちりマージンが乗っています。僕も最初のリフォームは某大手リフォーム会社に依頼をしました。しかし予算の少ないリフォームだったため完全に軽く扱われた感があり、工事中、顔を出すのは現場をあまり知らない新人君のような社員でした。少ない予算の中でも最善なものを考えましょう! というより、良いものにしたければ予算は必須! というスタンスだった気がします。出せる予算を考えて決めた方が無難です。
2回目のリフォームは1回目の教訓もあり、自分でデザインを起こし細かな指定も行なってご近所の「工務店さん」に直接依頼をしました。確かに費用は安くなりました。しかし職人さんはしっかり造ることを最も心情としており、デザインスタイルやアイテム類に対する知識が乏しくセンスの良いものにはなりませんでした。また気難しい方が多くこちらの要望をはっきり否定されることもよくあり、依頼する側の気苦労も大変でした。
 
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松原橋 この橋が義経と弁慶の出逢った本当の橋だとか!?
 
自分にアイデアは無いけれど知り合いに自慢できるものを造りたい!というのなら「アトリエ系の建築家」になります。黙っていてもきっとオリジナル色の強いものを造ってくれると思います。しかし聞いた話しですが、以前は一戸建やビル専門でやっていて最近は仕事が減ってきたのでマンションも手がけるようになったような建築家先生は、費用が高いだけでマンションリフォームではあたり前となっているノウハウも以外と知らない先生も多いとのこと。匠の看板に惑わされないように。
自分の好きなテイストやライフスタイルがはっきりしている人なら「リノベーション会社」が良いと思います。僕の場合は最後に依頼した会社がこれになります。こちらの思いを時間をかけながら具体的に上手に引き出してくれるノウハウとセンスがあると思いました。またアイデアからデザイン設計、施行まで行なってくれ、僕のケースではデザインに拘りのある若いスタッフも多くフレンドリーで話し易い雰囲気でした。中古マンションのリノベには最も向いているタイプかもしれません。しかし工務店とは違い、絶対数としてはまだ少ないようですね。
 
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四条まで来ました 東華菜館本店の建物がレトロでいいですね

中古マンションのリノベの話しの前に、目的別に中古マンション購入のケースをいくつか考えてみたいと思います。子育ても終わってまもなく定年、現在は戸建に住んでいるが老後は管理が楽で立地も便利なマンションに移り住みたいと考えている方は多いと思います。僕の両親も定年後は自宅の戸建を売り払い病院や買い物に便利な、街に近いマンションに移り住みました。本人達は一度マンション生活に慣れたら楽すぎてもう戸建の生活には戻れないと言っています。若いファミリーが戸建など次のステップへの過程としてマンションの購入を考えているケースもあると思います。また、自分らしいリノベを施して終の住処とする目的で初めから割安の中古マンションを選択する若い人々も多いと思います。

 
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四条大橋から少し上流  大きなナマズが泳いでいました。

簡単に言えば、割安で、建物の初期のリスクが出尽くしているからです。新築マンションは築後数年で不同沈下や手抜き工事等の影響で新築時には隠れていたいろいろな諸問題が発生するケースもあります。もちろん保証はされていますが致命的な欠陥が発覚して住民と建設会社との間で長い間問題が解決していないケースもあると聞きます。中古マンションは既に様々な諸問題が表面に出た上で、何らかの解決がなされている物件になります。そしてその問題も購入前に知ることができるという意味ではむしろ安全と言えます。もちろん中古マンションを無条件で良いという訳ではありません。通常、マンションの価格は新築後直ぐに下がり始め、築10年くらいまでの価格カーブが最も急になるそうです。つまり最も費用対効果が高いのは築5〜10年前後の比較的築浅の中古マンションを選ぶのが良いということです。しかし、とりあえず将来の売却は考えずに出来るだけ長く住み続けたいと考えている方なら築20年くらいの築古のマンションでもしっかり管理をされていた物件なら割安感はあるのではないでしょうか。

 
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