20年間大切に使ってきたキッチン(before)

1月の大雪の影響で関わっている仕事の現場で問題が発生! 修復のため予定外の大きな出費が出ることになってしまった。天災だと諦めるしかないが、煮詰まっていたリフォーム計画そのものを延期か変更することにも成りかねないことになってきた。改めてリフォームに使える予算を試算し直してみると最低でも20%ほど予算を削る必要がでてきた。解決方法で悩む。今回は諦めて延期をするか!?「ショールームで新しいシステムキッチンまで選んだ後なので妻のためにも何とか叶えてあげたいなぁ〜」それじゃあ予算を大幅に削るか!? 今回のデザインはどうしてもオリジナルの造作部分が多くなる、思い切って既成部材で構成可能なデザインに変更すれば予算をかなり削ることも可能かもしれない。「しかしそうなると京町家モダンというスタイルは半ば諦めるしかないし・・!!」取りあえず急ぎ計画のペンディングを小野チンへ連絡する。小野チンも町家モダンのコンセプトを妥協してまで実行に移すのは賛成出来ないとの意見。結局「削った予算でどこまで可能か計画を練り直しましょう!」ということになった。
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黒のモザイクタイルで以前とは対照的なカラーに(after)

小野チンより再見積りとそれに伴うデザイン変更案が届く。リビングの壁面本棚と洗面所の細かな作り込みは断念することに。キッチンは対面式にすることで間仕切り棚の造作の必要がなくなった。玄関脇の仕事部屋の細かな造作も断念した。妻の希望だった対面式キッチンが結果的に可能となったことは幸いだ。その他、細部の選択について再考した結果、予算は初回の見積りから15%ほど下げることができた。これでもまだ苦しかったが何とか町家リフォームへの希望が繋がった。
ここまで持ってきてくれた小野チン、鹿野ヤンに感謝したい! あとの足りない分はこちらの努力で何とか費用を捻出することにして、本契約への最終の了解をした。
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昭和にこだわったスイッチ類(after)

リフォーム会社のアイデアと協力で断念しかけた計画が生き返った。「感謝だ!」過度な無理はしたくなかったが、この機会を逃すことにならなくで良かった。「だけど思わぬ展開で結局1ケ月近くスケジュールが狂ってしまったなぁ〜!」リフォーム工事の期間中は事務所スペースも使えなくなる。そのため工事は何としても仕事が暇になる5月の初旬から6月の半ばまでの期間で行いたい。それには遅れてしまった細部の詰めを済ませ、急ぎ本契約まで漕ぎ着けなくては間に合わない。またそれと平行に、リフォーム工事期間中の自分たちの滞在場所の確保。荷物の保管場所、引越しの準備等も考えておかなければならない。現在動いている仕事の方もいよいよ忙しくなってきて、なかなか空き時間も取れない。「問題は山積みだ〜!」
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廊下の丸窓(after)
 
クロス、木部、床材、天井、照明、電気、事務所のLAN配線のことなど、残っていた案件をどんどん詰めていく。最近のリフォームは無駄なスペースは除き、できるだけ大空間を演出するのが主流と聞く。しかし京町家は鰻の寝床のような細い通り庭を奥へ奥へと入って行くことで、動線を長くして視覚的ではなく体感的に広さを演出するのが特徴だ。
テーマは京町家なのでやはり白壁と木部の黒のコントラストが基本だ。小野チンのアイデアで室内には柱、梁を入れてもらうことにした。壁のクロスは町家の外壁風のものを選択。木部の塗りは黒に近い茶。町家本来のベンガラに墨を混ぜてと考えたが木部のディテールをスッキリ出すためにオイルステイン風に仕上げてもらうことにした。玄関から真っすぐに伸びる白壁に黒木の廊下。この廊下が今回のリフォームのまさに背骨のような重要なベースとなる。廊下の側面にあたる仕事部屋や洗面所への戸の建具は糸屋格子の建具にする。この格子の見附(みつけ)がなかなか決まらず後に持ち越すことにした。寝室と廊下を仕切る壁には数寄屋風の丸窓が入る。鹿野ヤンはこの丸窓の枠の収まり方に頭を悩ませていた。床材はマンションの管理規程のためフローリングにすることが出来なかったが廊下の床は三和土(たたき)風のタイルにしたことで、あたかも通り庭に居るかのような空間が演出できた。玄関灯は京町家の特徴でもある鶴首ブラケットの乳白球を考えていたが、モダンさを意識して昭和の臭いがする乳白色のチューリップのブラケットを探すことにした。面倒なLAN配線は無くし全てWiFiに切り換える。リビングは書院をイメージし地袋と違い棚を設けそこをTV台とし我が家のリビングの顔とした。ベランダ側の内窓は既存の雪見障子を塗り替えてそのまま使用することに。襖紙や取っ手等の金物類には拘りたかったが、そこまでは手が回らず後に持ち越すことにした。
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地袋の襖紙と引き手金具(after)
 
3月は遅れを取り戻すために精力的に動いたせいか必要な決め事も順調に進み、いよいよ本契約を4月16日に行うことに決まった。同時に銀行融資の申込みも済ませる。仮審査は通っていたので比較的スムーズに済んだ。
約1ヶ月半のリフォーム中の滞在場所についてはかなり悩んだ。最初は自宅付近でマンスリーマンションを探したもののなかなか見つからず、行きついた案は「どうせなら京都へ行こう!」だ。そもそも今回のリフォームは京町家モダン、京都なら鍾馗さんや必要な小物のアイテム類も心ゆくまで探すことができる。この際、京都での生活をじっくり体験するか!「ヤッホー!」こんな機会は今後おそらく無いだろう! 調べてみるとマンスリーマンションの賃料だって東京よりも安そうだ。妻とも相談しリフォーム中は京都に滞在することに決めた。早々に京都の東山区東福寺にほど近い泉涌寺という場所でマンスリーマンションを見つけることができた。1DKと狭かったが新婚時代を思い出すのもいいだろうということですぐに申込む。今回のリフォームに新たな楽しみが一つ増えた!!
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サニタリー(after)

リフォーム期間中の荷物の保管については自宅付近のクローゼットルームに問い合わせた。また引越しについては大手の引越し業社数社に見積りを取ってみたところ、予想はしていたものの「え〜!」と声が出る金額になった。確かに一般の引越しと違って作業も往復分になるから費用も2倍になる計算だ。これじゃあ”ラクラクお任せパック”などで楽をしてはいられない!自分たちで出来ることは何でもやって少しでも費用を削る努力をしよう! そこで世田谷の地元の引越し業者を調べ数社と交渉をしたところ、その中の一社が梱包はこちらがやる条件で往復の引越し作業と工事期間中の荷物の保管もまとめて引き受けてくれることになった。結果、費用は大手の半分以下で収まった。
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イメージの共有のために利用した書籍類

いよいよリフォーム工事の契約書を交わし着手金を振込む。これで後戻りはできない。工事の着工日は5月7日、引越し日は前日の6日に決定した。「残り1ヶ月もないよ!!」仕事をしながらの引越し荷物の整理を考えると気が遠くなった。さらにその間にも小野チン鹿野ヤンとは細部のディテールを詰めて行く必要がある。リフォーム中は京都へ滞在する。その間、小野チン鹿野ヤンとの打合せは主にメールか電話でのやり取りになるだろう。不安はあった、しかし僕は事前に作り手とデザイン上のコンセンサスがしっかり取れているならば、その後の細かな点はむしろ彼らに任せた方が良いと思っていた。そのためにも目指すイメージを事前にしっかり共有しておく必要がある。思い違いや勘違いのまま進んでしまわぬようにその後は出来るだけサンプル写真や図を多く用いて打合せをするよう心がけた。
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まだまだ片付けはこれからのキッチン(before
 
引越しの荷造り作業がなかなか進まない。家族の約30年の歴史の重みがそのまま荷物の重みになってのしかかってきた。今の荷物をかなり減らさない限り、収納力を削ったリフォーム後の部屋には到底収まらない! とにかく捨てる作業を繰り返す。ところが捨てるということは相当にエネルギーを消費する作業だと分かった。家族のさまざまな思い出でとリンクしている荷物を仕訳する作業は、煩悩を捨てて心をよほどドライにして行う必要がある! 心身ともにかなり疲れる作業だ。5月に入り仕事の方もようやく終わりいよいよ荷造り作業もラストスパート! 妻と二人で夜中までの片付け作業を連日続けて何とか引っ越し日の前日に全ての梱包を終わらせることができた。段ボール約200個
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リビング(after)

朝の9時、引っ越し業者が荷物を手際よく運びだす。1ヶ月以上かけてようやくまとめた荷物を彼らはわずか2時間たらずでトラックに積込んだ。その作業ぶりを妻と感心しながら眺めていた。明日はいよいよ工事スタッフへ部屋を引き渡す日だ。
自分たちが育った部屋を最後にもう一度見せておこうと3人の子供達を呼んだ。いつもは面倒がってなかなか実家に立ち寄らない長男もこの日は来てくれた。最後に家族皆で部屋をバックに記念写真を撮った。
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和室(after)
 
朝9時、小野チン、鹿野ヤンが工事スタッフを連れて来る。棟梁のハマさんやお世話になる職人さん達とは初めて顔を合わせる。棟梁のハマさんはなかなかの面構えだ! ダイワハウスの役所広司に似ていると思った。以後敬意をこめてダイワのハマさんと呼ばせていただくことにした!笑 この日のために取り寄せておいた京都の大将軍八神社の清めの砂をスタッフ皆で少しずつ蒔いてもらい工事の無事を祈る。因みに大将軍八神社は方位を司る神社として元々は平安京の守護をしていた都で最も古い神社の一社だ。引っ越し、リフォーム、改築時などにご利益があるとのこと。
工事の進行については小野チン鹿野ヤンとで今までに充分煮詰めてきたので心配はしていない! おそらく僕の性格から、工事風景を見ていると新たなアイデアが浮かんで予定に無いことまで言い出し兼ねない。この際思い切って工事中の室内は見ないことに決めた。小さな問題は現場で臨機応変に対応してもらい職人さん達にはのびのびと仕事をしてもらいたいと思った。
工事スタッフの皆さんに見送られながら妻と僕は自宅を後にした。これで20年間暮らした古い自宅も見納めかと思うと胸がいっぱいになる。さあ、これから40日間の京都生活が始まる。のびのびやるぞー!
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